最近の求人情報を見ていると
週末の日曜日、新聞折り込み広告は求人募集チラシ一色になります。金曜日から土曜日にかけての二日間は、ショッピングモールや家電量販店、車のセールスから新築物件の広告まで、とにかくお金を遣ってもらうことに重点を置いた新聞折り込み広告が入るのですが、日曜日になると一転、今度は働いてお金を稼ぐための情報が主体となります。求人広告を見ていてつくづく思うのが、最近はほとんど時間給による雇用だということです。時折、まれに正社員募集と書かれていて、おやっと驚くほどです。また、正規雇用登用有と書かれているところも、本当のところは入ってみないとわからないでしょう。正規雇用になれそうだと思って応募し、採用されたものの、一向にそんな気配がないという場合も考えられます。確かに、さまざまな面で身分の保証がしっかりしている正社員になれたら言うことなしですが、もはやもうそういう時代ではなくなりました。それならいっそのこと、やりたいことを選んで仕事を探し、求人に応募するのがいいのではと思います。やりたいことをやっているなら、これが仕事になるのだから、お給料が少な目でも自分は満足と思える状況になる可能性が高いからです。正社員で給料が多く、けれどやっていて楽しくない仕事に就くか、時給でお給料は決して多くないけれど、生活していくには足りていて、しかもやる仕事は自分が好きな事であったり、やっていて楽しいことであったりするなら、どちらがいいかはもう決まっているような気がします。